各診療科のご案内外来担当医一覧

看護部

優しさ・熱意・愛情をもって患者さま中心の看護を

■看護部の理念

私達は、常に優しさ・熱意・愛情をもってすべての人々の生活の質の向上に全力を注ぎます。

当院看護部では、質の高い看護の提供を目指して患者さまを中心とした看護を展開しています。そのためにナイチンゲール看護論をベースにしたKOMI理論を活動基盤におき、患者さまが持てる力を十分に発揮できるよう、生活の質の向上に努めています。また、固定チーム継続受持ち制を取り入れ、1人の患者さまに1人の看護師が入院から退院まで責任をもって関わっています。患者さまの生活は24時間連続しており、受持ち看護師がいない時でも中断されることなく継続した看護を実践できるよう、各リーダーを中心にチームを組んでサポートしています。このように、患者さま1人ひとりが心から満足できる看護サービスの提供を目指しています。

看護概要

看護単位 6病棟・外来・手術室・透析センター
病床数 300床
看護職員数 249名
勤務体制 2交代・3交代 (選択性)
看護体制 7対1
看護提供方式 固定チーム継続受け持ち制
面会時間 平日15:00~20:00・日祝日10:00~20:00

看護組織と看護体制

看護方式は固定チーム継続受け持ち制をとり、看護計画を立て患者さまのニードに答えられるよう努力しています。6病棟の夜勤体制は三交代性と二交代制の選択性です。(三交代制で月平均8回)です。(看護体制:7対1)

看護部の目標

  • 急性期病院として地域のニードに沿った看護サービスを遂行する。
  • 主体的に研修・研究活動等に参加し自己の能力開発に努める。
  • 常に経済性を考慮する。

教育・研修制度

質の高い看護の提供を目指して自ら啓発

看護職員1人ひとりが看護実践をとおして、人間としての成長と看護専門職者として自己の能力開発に努められるよう、教育環境の充実を目指しています。入職後の教育支援体制としては、プリセプターシップを導入し現場ではプリセプター・教育担当者・リーダーを中心に、スタッフ全員がサポーターとして看護実践を支援していきます。また、ビジネスマナーなどの集合研修をとおして、社会人としての責任や自覚などを身につけます。そして、目標管理とともにセルフコントロールしながら、習熟段階に応じた目標の達成を目指した継続教育を推進しています。

教育目的

質の高い看護を提供できる、優れた人材を育成する。

教育目標

  1. 一人ひとりの看護職員が専門職者として、看護の実践力・組織力・教育力・研究能力を自ら高めていくことができる。
  2. 看護職員の一人ひとりが職員として、人間の尊厳を守るために行動できる。
  3. 組織の一員として病院運営に参画できる。

教育方針

  1. 看護職員が立てた能力開発計画を大切にする。
  2. 患者中心の視点で自律的に、思考・判断・行動できる受持ち看護師を育成する。
  3. 学習方法としてOJTを重視する。
  4. 優れた実践モデルとなるリーダーの育成を推進する。
  5. あらゆる能力レベルや専門領域に応じた学習の機会を提供する。
  6. 看護師の倫理網領を行動指針とし看護理論を基盤とする看護師を育成する。
  7. 看護基礎教育で培かった能力と入職までに身についた生活過程の力を活用し更に開発する目標志向・セルフコントロールを大切にする。

院内年間研修計画

  あっ、そうか!
コース
(研修申込要)
なるほど、ね!
コース
(研修申込要)
私でなきゃ!
コース
(研修申込要)
学ぼう!
看研コース
学ぼう!
KOMI君
コース
対象 本年度採用者
所属師長が
必要と認めた者
看護部全職員 現在又は
次期役割を
担う者
看護研究者
(一部全職員)
看護部
全職員
4月 【1~5日】
新入職者研修
【8日(土)】
安全を考える
【3日(木)】
呼吸を整える
       
5月 【9日(火)】
KOMI理論の基礎
【23日(火)】
安全を考える
    【16日(火)】
看護研究の進め方・研究計画書の指導(2)
 
6月 【13日(火)】
食を考える
【27日(火)】
排泄を整える
      【6日(火)】
学ぼう!KOMI君(1)
7月 【13日(木)】
安全を考える
【27日(木)】
倫理を学ぶ
  【22日(土)】
プリセプター検討会
【  日】
統計学習会(2)
【4日(火)】
学ぼう!KOMI君(1)
8月   【30日(水)】
看護助手研修
9月 【21日(木)】
救急のABC
【14日(木)】
退院後の生活を考える
【9日(木)】
「日常の看護業務に疑問を持とう」
【5日(火)】
学ぼう!KOMI君(2)
10月 【14日(土)】
救急ABC(ACLS)
【28日(土)】
プリセプター検討会
【12日(木)】
効果的な発表の方法
【3日(火)】
学ぼう!KOMI君(2)
11月 【15日(水)】
呼吸・循環を整える
【9日(木)】
看護研究(テーマ未定)
12月 【9日(土)】
「日常の看護業務に疑問を持とう」報告会
【5日(火)】
学ぼう!KOMI君(3)
1月 【13日(土)】
プリセプター研修(検討会含む)
【27日(土)】
院内看護研究発表会
【19日(金)】
学ぼう!KOMI君(3)
2月 【10日(土)】
チームリーダー研修
【19日(月)】
教育担当者研修
3月 【3日(土)】
半年後の自分へ
【10日(土)】
臨床指導者研修
【 日  】
看護研究の進め方・研究計画書の指導(1)

コース別研修計画

あっ、そうか!コース  本年度新採用者(所属師長が必要と認めた者)
  1. 基本的な看護技術を学ぶ
  2. 生活過程・生命過程を整えるための基礎的な知識を学ぶ
  3. 研修での学びを、現場で実践できる
  • 新入職者合同研修
    病院理念・済生会と病院の歴史・看護部理念・就業規則
  • 新入職者合同研修
    診療録と個人情報保護法・地域医療連携・医療安全と事故防止・感染対策 手洗い実践・採血実技指導
  • 新入職者合同研修
    接遇・院内オリエンテーリング
  • 看護部新入職者研修
    看護部活動方針・教育支援体制・教育計画・目標管理・プリセプターシップ
安全を考える(輸液管理) …4月
呼吸を整える(酸素吸入・ネブライザー・吸引) …4月
KOMI理論の基礎・記録システムの基本 …5月
安全を考える(褥瘡予防・体位交換・転倒転落予防など) …5月
食を整える(食事介助・口腔ケアなど) …6月
排泄を整える(自然排泄・排泄困難時の援助) …6月
安全を考える(薬剤の取り扱い) …7月
倫理を学ぶ …7月
救急のABC(BLS) …9月
半年後の自分へ(1年の振り返り) …3月
なるほど、ね!コース
  • 専門的知識・技術を学ぶ
  • 退院後の生活を考える(介護保険・退院調整)
  • 救急ABC(ACLS)
  • 呼吸・循環を整える(人工呼吸器装着・モニター装着・ペースメーカー挿入)
私でなきゃ!コース  現在もしくは次期役割を担う者
  1. 各自の役割を理解し、主体的に取り組むための機会とする。
  2. 自分の課題を明確にする

師長会・主任会・副主任会によるプリセプター検討会、及びリーダー研修等。

学ぼう!看研コース  看護研究者(一部全職員)
  1. 看護研究の意義・目的を理解し、看護実践の中から問題を追及する姿勢を身につける
  2. 看護研究を展開する知識を学ぶ

外部講師による看護研究の進め方・研究計画書の指導及び統計学習会。看護研究委員会による新入職者対象のセミナーや全看護職員対象の効果的な発表の方法などの勉強会。
1月には院内看護研究発表会。

学ぼう!KOMI君コース  全看護師対象
  1. KOMI理論を学ぶ
  2. 理論を看護実践の場で活用・展開する
  3. 看護記録の概念にそって、KOMI記録システムを正しく記載するための知識を身につける

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現任教育

4年間の研修で主体性を持った看護師に導きます

現任教育とは、現在任務(仕事)についている者が看護部の理念に基づき質の高い看護を提供できる看護師を育成する卒後教育のことです。
当院の現任教育委員会は卒後4年までの新人看護師の成長をサポートしています。
新人看護師には、少しでも早く環境に順応できるように、研修・見学、社会人としての接遇などのオリエンテーションを実施して看護部の目標に沿った年間教育計画を運営しています。
当院の現任教育委員会では以下の目的と4つの目標を掲げ、新人看護師の育成に力を入れています

目的
  1. 1~4年目看護師の経年別教育
    プログラムを作成する。
  2. リーダーシップのクリニカルラダーを作成する。
目標
  1. 研修を通して看護過程が踏める力を身につける。
  2. OFF-JTからOJTに連動できるよう、OJTを強化する。
  3. 各委員会と連携する。
  4. 人間関係能力の啓発。

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1年目の卒後研修学習会プログラム

平成18年度 新規入職者合同研修
  • 4月新人研修(4日間)
    1日目-看護部理念について・院内見学・組織人についての講義
    2日目-ビジネスマナー(講義・ロールプレイング)
    3日目-「倫理ってなぁに?記録ってなぁに?」・プリセプターシップについて・所属部署案内
    4日目-「看護を考える」(講義・ロールプレイング)・「患者の安全を考える」(講義・ロールプレイング)
  • 7月 "笑顔で挨拶・報告の達人になろう"(グループワーク・ロールプレイング)
  • 9月 学習会-「人工呼吸器について」 (わかりやすく器械を使って)
  • 10月 "患者さんに大変身" (疑似体験を通して看護を考える)
  • 11月 学習会-「ACSL(救急蘇生)」(消防署の救命士の方も参加して)
  • 1月 学習会-「嚥下障害」(経口摂取委員会チームより)
  • 3月 "研修の実践報告会"

入職時の教育目的

  1. 職員としての基本姿勢と態度・社会人としての責任について自覚を養う
  2. 職場の環境とチーム医療を行う上での他職種の役割について知識を養う
  3. 現在の医療情勢を知り、チーム医療の実践に向けて自分の役割を考える
  4. 新採用者間、現職員とのコミュニケーションをはかる
4月1日(土)
9:00 開会の挨拶、辞令交付、病院理念・方針 (病院長)
9:30 済生会の歴史、富田林病院の歴史、看護部理念・方針 (事務局長)(看護部長)
休憩
10:00 就業規則、事務採用手続き(総務課)、労働組合説明
12:00
~13:00
ユニフォーム規定、更衣室説明、ユニフォームあわせ(総務課・用度課)
4月3日(月)
9:00 自己紹介(総務課)(看護部)
9:30 個人情報保護法・地域医療連携、診療録管理・オーダリング説明
(副院長)(医事課長・地域医療課長)
12:00 昼食
13:00 医療安全と事故防止(副院長)(リスクマネジメント担当師長)
休憩
14:00 感染対策(感染対策委員長)(感染対策担当師長)
休憩
15:30
~17:00
手洗い実践・チェック、採血手技指導(看護部主任・副主任会)
4月4日(火)
9:00
~12:00
挨拶・接遇(総務課)(看護部現任教育委員会)
12:00 昼食
13:00
~17:00
院内オリエンテーリング
オリエンテーリングでの見学内容発表(他職種の業務を知る)
(看護部主任・副主任会)
4月5日(月)
9:00 看護部活動方針(業務担当副看護部長)
休憩
10:00 教育支援体制、教育計画説明(教育担当副看護部長)
12:00 昼食
13:00 目標管理(師長会)
休憩
14:00 プリセプターシップについて(主任会)
休憩
15:30
~17:00
4月の目標確認GW、目標発表(教育企画担当者会)(主任・副主任会)

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能力開発概念図

能力開発概念図(イメージ)

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固定チーム継続受持ち制

この方式は、一人の患者様の入院から退院までを、一人の看護師が責任持って看護を提供することをいいます。
それをチームリーダーが中心となって、メンバーとともに看護計画を考えたり、受け持ち看護師が不在のときはメンバーが代行をしたりして、受け持ち看護師を支援します。
チームメンバーは半年から1年間交代せず同じメンバーで固定されてます。
当院ではH13年に、より質の高い看護を提供する目的で看護提供方式を固定チーム継続受け持ち制に決定しました。
初年度は固定チーム継続受け持ち制の"意識付けが"でき、次年度は全病棟に"推進"、そしてH15年は"動ける"と段階をおって導入をしてきました。
16年度は本格的に実践・活動ができるように、システム・看護の質を整えるためリーダー会を発足して情報交換の場を広げてきました。
その結果、システムについてはほぼ充実しましたが、質については検討の余地が残されました。そこで、今年度は受け持ち看護師として、看護過程を踏みながら24時間の患者様の生活に責任を持ち、チームとして受け持ち看護師の代行を行うことを目標に、引き続き実践を通して看護の質の追及を目指します。

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