アルツハイマー型認知症検査のご案内
放射線科では、アルツハイマー型認知症早期診断支援ソフト VSRAD( ブイエスラド)の導入に伴い、アルツハイマー型認知症検査を始めました。
早期アルツハイマー病では、脳萎縮が海馬において特に著明であるため、MRIにより収集した脳全体のデータを専用端末に取り込み、専用解析ソフトで、健常人のデータベースと照合・解析します。
実際には、海馬体の周辺にあたる嗅内野を含む、海馬傍回のあたりを中心に解析します。
診断結果は、海馬・海馬傍回の萎縮の程度を画像で色づけ、および数値(Zスコア)で表示されます。萎縮の程度は、0以上の数値で表され、海馬の萎縮が強いほど、大きな数値となります。
★ 数値(Zスコア)
0~1: 萎縮ほとんどなし
1~2: 萎縮がややみられ、前駆を含むMCI(軽度認知症障害)の関連を疑い、経過観察が必要
>2~: 早期アルツハイマー型認知症の疑い
検査依頼時には、検査部位および病歴欄に、VSRADを明記してください。
撮影はVSRAD撮影、および 頭部ルーチン+VSRAD撮影のセットで検査をいたします。
頭部ルーチン+MRA+VSRAD撮影のセットは、撮影時間の関係上、同日検査は承れませんのでご了承ください。
※アルツハイマー型認知症の診断は、臨床情報に基づき判断されるものであり、VSRADはあくまでも補助検査となります。したがって、この検査結果のみでアルツハイマー型認知症と診断することは出来ません。VSRADの診断対象は、50歳以上の方となります。
尚、脳梗塞の存在、被検者の撮影中の体動、その他の理由により解析結果が正しく表示されない場合があります。ご不明な点がございましたら、お気軽に放射線科までお問い合わせください。
