KOMI理論とは
患者・家族とともに考え生活過程を整えることを目指します
ナイチンゲールの看護思想を基盤とし、金井一薫 氏(かない ひとえ)独自の思想体系となる看護理論です。
Kanai Original Modern Instrumentの頭文字をとってつけた呼称です。看護は実践の視点を「人間」や「生活」においているはずですが、実践である医療現場では治療が優先される事が多く、患者の生活・人生やその人らしさといったテーマは後回しにされ、症状や病状を中心とした看護計画の立案と実施に傾きがちになっています。
KOMI理論は看護の関心の中心を、対象となる「人間」とその「生活」に視点をおくことで、従来の問題探しではなく、その人らしさ・持てる力・健康な力・残された力などを活用し整えていく"いいとこ探し"を行います。 そしてその人のあり方に注意を払い、患者、家族と共に考え、生活過程を整えること ("生活の処方箋"を描くことができるといいます)を目指します。
また患者や家族の対象者が自ら行えなくなった生活過程の一部や大部分を「代行」や「代弁」という方法をとって看護師は行います。
乱れた生命過程(身体のこと)を整えていくにあたっては、細胞レベルまで見つめることも必要となります。 つまり生理学・解剖学の学習も必要となります。 こう考えるとKOMI理論の奥深さがお分かりでしょうか?"看護とは なに?"と追求していく楽しみを生み、看護を行う事への皆様の興味を益々高めてくれる理論でもあるのです。
昨年度は金井一薫先生に講演していただきました。
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